薮原秀樹 やぶはらひでき Hideki Yabuhara
株式会社わもん 代表取締役
人材育成コンサルタント
愛称 やぶちゃん
●来歴
1963(昭和38)年、徳島県に生まれる。大阪府在住。
20代で西洋哲学を、30代で東洋哲学を学ぶ。40代で、西洋哲学と東洋哲学を融合させた自己修養法「わもん」を確立。
会社経営や選挙応援などの経験を経て、2007(平成19)年12月、株式会社わもんを設立、代表取締役として現在に至る。
全国の企業や自治体、教育機関、各種組織において、人の話を聞くことに徹し、人や組織の潜在力を最大限に引き出す「わもんコンサルティング」活動を展開。セミナーや講演会での講師活動多数。
「聞く力」への関心が高まる中、「わもん」修得を希望する人々の声に応えて、「わもん」の修行の場「ガチ聞きライブ」、「黒帯心徒塾」ほか講習会を数多く開催し、「わもん」の普及に尽力。医療や美容、教育、サービス、ホスピタリティ業界等、さまざまな専門分野において実践者が増加している。
各種メディアからも注目が集まり、テレビ出演や雑誌インタビュー掲載ほか新聞、業界紙、行政広報紙等でとりあげられ、大きな反響を呼ぶとともに、全国各地・各界に「わもん」が浸透中。
著書に『聞けば叶う〜わもん入門〜』(文屋、2011年)がある。
●「わもん」のなりたち
経営コンサルティングを中心とした事業を展開する中で、「人の話を徹底的に聞くこと」が自分の行動の大きな特徴となっていることに気づきました。やがて、このスタイルが西洋で開発された「コーチング」とよく似ていることを知りましたが、完全に一致するものではありませんでした。
そのころ、「自分がコンサルティングをしている間だけ、社員がやる気を出し、会社がよくなっても、自分が去った後に継続しない」、「他者からのはたらきかけで知識や発想を得ても、その人自身が納得しなければ行動につながらない」という課題を抱えていました。
お一人お一人が、自ら意欲的に考え、気づき、学びながら、心から納得して、次なる行動を起こしていく。その連鎖によって、今よりももっと力を発揮できるようになる。自己覚醒や自己成長の喜びを実感でき、その方の命が最高に輝く。そんな人生のお手伝いをしたいと願いました。
2007年、チベットを旅した折に、ある禅寺で、大勢の修行僧たちが集い、楽しそうに問答修行に打ち込む姿を目にしました。その瞬間、全身を電流がかけめぐるような衝撃をおぼえました。
日々の仕事をつうじて、聞くという「修行」を重ねる。この発想によって、課題は瞬時に解消しました。
「教えてさしあげる」「導いてさしあげる」のではなく、「自らの修行のために聞かせていただく」という位置に立つことによって、自らが成長し、よりよく力を発揮することができる。お客様のためにも、より充実したコンサルティングが実現する。そう確信しました。
人の話を聞く。自らも話し、そして聞く。これを自らの禅の修行と位置づける。そこから、この方法を、「話」+「聞」と書いて「わもん」と名づけました。心の中では、「話聞禅」と認識しておりますが、信教の区別を越えてあらゆる方々にお役立ていただきたいと願って、「わもん」と呼んでいます。
●暮らし
○「走行禅」が日課
毎朝、起床とともにランニングを行います。走ることによる禅の修行=「走行禅」と位置づけ、自己修養のために走っています。走ることによって、身体の「声なき声」を聞く修行ができます。また集中力や持続力も培われ、「わもん力」を支える大きな力となります。走行距離は日によって異なり、数キロから、長いときには50kmに達します。
○全国のマラソン大会に出場
走行禅のさらなる深化をめざして、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地のマラソン大会に参加しています。出場頻度は年間10回前後。ハーフマラソンからフルマラソン、そしてウルトラマラソンまで、楽しく走りながら、「わもん力」向上の糧としています。
○毎年、故郷の「阿波踊り」に参加
故郷徳島の阿波踊りが大好きです。お盆には、毎年必ず里帰りし、阿波踊りに参加しています。
○中岡慎太郎ファン
幕末の志士である中岡慎太郎をこよなく愛し、高知県を訪れるたびに中岡慎太郎館を訪れています。
講演・研修・コンサルティング実績
<講演・研修>
●大手チェーンストア労働組合/千葉県
●製茶会社/福岡県
●雇用能力開発機構/滋賀県
●玩具メーカー/山形県
●アパレル会社/大阪府
●全国電力総連女性委員会/東京都
●レジャー会社/千葉県
●商店街活性化アドバイザー/熊本県
●会計事務所/山形県
●事務アウトソーシング会社/山口県
<コンサルティング>
●小布施町役場/長野県…行政力活性化
●大手家電店/大阪府…営業力強化
●家具販売会社/東京都…経営基盤の再構築
●花卉卸会社/大阪府…組織力強化
●美容業/神奈川県…顧客満足向上